先日、猫に自由を与えるためと、自分の気分転換に、箕面の地獄谷を歩いてきました。
箕面大滝を見て帰ろうと思っていたのですが、分かれ道でリュックを背負った上級ハイカーの雰囲気漂うご婦人の後ろ姿を発見。
分かれ道に設置された立て看板には「地獄谷」「姫岩」(こちら)、とあります。
面白い道があるかもしれないと思い、ご婦人の数メートル後をついて行きました。(ご婦人の姿はすぐに見えなくなりました)
全国に地獄谷なるコースがあるようですが、箕面の地獄谷は割と楽に歩けました。
道も歩きやすく舗装されています。
大きな段差もあまりなく、運動不足にはちょうど良い険しさです。
途中に姫岩がありました。
割れた大岩の間を通り抜けると(通り抜けるしか道がないのですが)子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうです。
女性らしい丸みを帯びたシルエットの岩がちょこんとあるのか、と想像していたのですが、予想外の貫禄ある風貌でした。
山の中は鳥の声や水が流れる音、姿の見えないなにかががさっと動く音など、多種多様な音に溢れています。そんな合間を縫って、しん、という音が聞こえるくらいの静寂が辺りを包む瞬間もあり、ちょっとどきっとしますがとてもわくわくします。
地獄谷から一般道を経てハイキングコースがあるようなので、次はおにぎりと地図を用意して挑戦してみようと思います。(ハイキングコースは地図がないと危ないよ!と書かれた看板がありました。)
ちょっと運動したご褒美に、箕面滝道にあるおしゃれな古本屋さんで買った本を読みながら、箕面の地ビールを飲みました。すっきりして美味しい。疲れた喉を癒してくれます。
買い与えたおもちゃをシカトの猫に、どんぐりを拾ってお土産にしました。夜な夜なドングリと遊んでいます。良かったね。