先日、梅小路公園内にある京都水族館へ行ってきました。学生時代の終わり、「京都駅近くに水族館できるらしい」「あんな街中にできるの?」と友人との間でちょっと話題になった水族館です。
十数年ぶりの水族館。私の目当ては蟹。なぜか突然、生きている蟹を見たくなったのです。ですが、蟹はサワガニ(多分)一匹しか見つけられませんでした。他にもどこかにいたのかな。結果アシカの飛ぶように優雅な泳ぎを、一番長く、興味深く見ました。
雨の平日だったのですが、館内は小さなお子さん連れの家族と、小学生の団体でいっぱいでした。この時期、近所の小学生が遠足で来館するらしいです。都会だなぁ。私の地元の遠足と言えば、二時間以上ひたすら歩いて山で弁当、30分程山で過ごしてまた二時間歩いて帰宅、が定番でした。ほぼほぼ歩くだけですが、それでも楽しみだった遠足。本来なら授業の時間に友達とわいわい言いながら外を歩くこと。給食ではなくお弁当を食べること。平日のお昼に級友とお菓子を食べること。それらの非日常が子供心をそそるんですかね。大人になった今では得られない自由だな。
それにしても水族館で遠足、引率の先生は大変だろうなと思います。館内は全体的に薄暗いし、入り組んでいるし、関係者以外立ち入り禁止の場所も多いし。最後に水族館前で集合写真を撮っていましたが、先生らしき男性がぽつりと「どう見ても人数足りひん…」と呟いていました。やっぱりな…。