2月22日は猫の日でした。今年もちょっと特別な日のおやつ、ぽんちゅーるを献上しました。味にも飽きっぽいという猫ですが、今のところ、喜んで食べてくれています。
ぽんちゅーるを載せる皿を、茶箪笥にしまっています。その扉を開ける音で、雨が駆け寄ってきます。家のどこにいようと、耳ざとく聞きつけ、慌てた様子で駆け寄ってきます。
この棚には他の食器もしまってあるので、扉を開けたからといってぽんちゅーるの皿が取り出されるとは限りません。むしろぽんちゅーるは特別な日だけ、と(私に)決められているので、そうでない確率の方が圧倒的に高いのです。だけど毎回、弾む足取りで様子を見に来ます。「え?ぽんちゅーる?」みたいな顔してやってくるので、そうでないときは本当に心苦しい。音がしないよう、なるべくそうっと開けるのですが、そんな努力は猫の聴覚の前では無意味です。「違うよー!」と大きな声で言いながら開けても、もちろん結果は同じです。
先日、試しに茶箪笥の下の扉を開けてみたのですが、このときは来ませんでした。扉の大きさや位置のせいなのでしょうか。猫の耳はごまかせないようです。
次回のぽんちゅーるは、7月の誕生日になる予定です。まだ先なので、それまで何度もぬか喜びさせてしまうなぁと思うと、申し訳ない気持ちになります。でも猫のプレゼントに「普段と違う、ちょっといいおやつ」を用意しておきたいので、しょっちゅうあげることもできません。飼い主も、またつらいのです。
とここまで書いてきましたが、「特別」なものが欲しいのは、猫じゃなく私のほうだということに、今更ながら気づきました。雨からすれば、ぽんちゅーるを「特別」なおやつにせず、もっと頻繁に、週1くらいで食べられるほうが嬉しく、またありがたいだろうな、と。
「特別なものを特別な日にあげたい」というのは、飼い主のエゴなのか。猫からすれば「知らんがな」なんでしょうね。

